【過去問解説(運営管理)】H26 第7問 ライン生産方式

今日は運営管理のH26第7問について解説します。

H26 運営管理 第7問

ライン生産方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 混合品種組立ラインでは、生産する品種により作業ステーションの構成を切り替え、多品種が生産される。
イ 混合品種組立ラインの編成効率は、一般に、すべての品種の総作業時間の総和を(作業ステーション数×サイクルタイム)で除すことで計算される。
ウ サイクルタイムは、ピッチタイムとも呼ばれ、生産ラインの生産速度の逆数として計算される。
エ ライン生産方式では、一般に、生産設備をライン上に配置し、作業者がラインを移動するにつれて製品が加工される。

解説

ライン生産方式に関する問題です。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:生産する品種により作業ステーションの構成を切り替えて多品種を生産するのは「ライン切り替え方式」です。混合品種組立ラインでは、作業ステーションの構成を切り替えることなく多品種を生産していきます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:混合品種組立ラインでは、生産する品種により各作業ステーションの作業時間や製品1個当たりの総作業時間が異なります。そのため単一品種組立ラインの様に「作業時間の総和÷(作業ステーション数×サイクルタイム)」という計算式では、編成効率を求めることはできません。混合品種組立ラインの編成効率は、以下の計算式で算出します。
「各製品の(生産量×総作業時間)の合計」÷「ステーション数×サイクルタイム×各製品の生産量の合計」
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:サイクルタイムは、ピッチタイムと呼ばれ「生産期間÷その期間の生産量」で求められます。
一方で、生産ラインの生産速度は「単位時間当たりの生産量」として求められますので「生産量÷生産期間」となり、サイクルタイムが生産速度の逆数であることがわかります。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢エ:ライン生産方式では、生産設備をライン上に配置し、作業者ではなく製品がライン上を移動して加工されていきます。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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