【過去問解説(運営管理)】R4 第17問 設備保全

今日は運営管理のR4第17問について解説します。

R4 運営管理 第17問

生産保全の観点から見た保全活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア あらかじめ代替機を用意し、故障してから修理した方がコストがかからない場合は、予防保全を選択する。
イ 過去に発生した故障が再発しないように改善を加える活動は、事後保全である。
ウ 設備の劣化傾向について設備診断技術などを用いて管理することによって、保全の時期や修理方法などを決める予防保全の方法を状態監視保全という。
エ 掃除、給油、増し締めなどの活動は、設備の劣化を防ぐために実施される改良保全である。

解説

設備保全に関する問題です。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:あらかじめ代替機を用意し、設備が故障したら代替機と入れ替え、故障した設備を修理するのは「事後保全」になります。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:過去に発生した故障が再発しないように改善する活動は「改良保全(設計改善)」になります。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:設備診断などから保全のタイミングを決定する方法は「状態監視保全(予知保全)」になります。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢エ:掃除、給油、増し締めなどの活動は、設備を壊れないように改良する改良保全ではなく、「予防保全(定期保全)」になります。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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