【過去問解説(運営管理)】R4 第33問 物流関連用語

今日は運営管理のR4第33問について解説します。

R4 運営管理 第33問

物流におけるユニットロードおよびその搬送機器に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕
ア 一貫パレチゼーションの推進は、荷役作業の効率化につながる。
イ パレチゼーションの目的は、輸送中における貨物の温度管理をすることである。
ウ 平パレット 1 枚に積載できる貨物量は、積載する貨物のサイズによって決まり、重量は無関係である
エ ユニットロード化を推進しようとすると、モーダルシフトが困難になる。
オ ロールボックスパレットは、それ自体を上方向に積み重ねて使用することにより、商品の保管効率を高めることができる

解説

物流関連用語に関する問題です。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:一貫パレチゼーションとは、荷物の発送から到着の荷下ろしまで、同じパレットで輸送することをいいます。同じパレットを一貫して使うことで、輸送作業の効率向上や荷物の積み替えに伴う荷傷みの防止というメリットがあります。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢イ:パレチゼーションとは、パレットを1つの取り扱い単位とすることをいいます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:平パレット 1 枚に積載できる貨物量は、積載する貨物のサイズに加え、重量も関係します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:ユニットロードとは、様々な荷姿の貨物をあらかじめ標準的な重量や体積などの取り扱い単位にそろえて輸送する方法をいいます。モーダルシフトとは、トラックによる輸送を、より効率が良く環境負荷の少ない鉄道や海運による輸送に切り替えることをいいます。したがって、ユニットロード化を推進したからといってモーダルシフトは困難にはなりません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:ロールボックスパレットは、柵がついたパレットのことをいいます。したがって、ロールボックスパレット自体を上方向に積み重ねて使用することはありません。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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