【過去問解説(運営管理)】R4 第8問 フローショップスケジューリング

今日は、運営管理 R4 第8問について解説します。

 運営管理 R4 第8問

製品A~Dの2つの工程の加工時間が下表のように与えられたとき、2工程のフローショップにおける製品の投入順序を検討する。
生産を開始して全ての製品の加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序で投入した場合、メイクスパンに含まれる第1工程と第2工程の非稼働時間の合計値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア  2
イ  3
ウ  4
エ  5
オ  6

解説

フローショップスケジューリングに関する問題です。
スケジューリング⽅法については、まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは手順に沿って非稼働時間の合計値を算出してみましょう。

①メイクスパンを最⼩にする⼿順を決めます。
作業時間が最も小さい製品から順番に並べていきます。
Aの第1工程→Bの第2工程→Dの第2工程→Cの第1工程
第2工程を選んだものは、最後から置いていきます。
よって、加工順は、A→C→D→Bとなります。

②①を図にすると以下になり、黄色部分が非稼働時間ですので、合計はとなります。

 

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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