【過去問解説(情報システム)】R2 第11問 機械学習

今日は、情報システム R2 第11問 について解説します。

 情報システム R2 第11問

以下の文章は、AI(Artificial Intelligence)を支える基礎技術である機械学習に関するものである。文中の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

機械学習は [A] と [B] に大きく分けることができる。 [A]は
データに付随する正解ラベルが与えられたものを扱うもので、迷惑メールフィルタなどに用いられている。[B] は正解ラベルが与えられていないデータを扱い、 [C] などで用いられることが多い。
また、自動翻訳や自動運転などの分野では、人間の神経回路を模したニューラルネットワークを利用する技術を発展させた [D] が注目されている。

〔解答群〕
ア A:教師あり学習    B:教師なし学習 C:手書き文字の認識  D:強化学習
イ A:教師あり学習    B:教師なし学習 C:予測や傾向分析   D:深層学習
ウ A:教師なし学習    B:教師あり学習 C:手書き文字の認識  D:深層学習
エ A:教師なし学習    B:教師あり学習 C:予測や傾向分析   D:強化学習

解説

機械学習に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。

機械学習とは⼈⼯知能(AI)のプログラム⾃⾝が学習する仕組みのことであり、データに付随する正解ラベルが与えられた教師あり学習と、与えられていない教師なし学習、ある環境下での⾏動を学習させる強化学習の3つのカテゴリに⼤別されます。

それでは選択肢をみていきましょう。

:データに付随する正解ラベルが与えられる、ということですので「教師あり学習」が入ります。

:正解ラベルが与えられない、ということですので「教師なし学習」が入ります。

:手書き文字の認識と予測や傾向分析のうち、教師なし学習で用いられるのは「予測や傾向分析」です。分からない場合は一旦パスでも大丈夫です。

:⼈の神経を参考に開発されたニューラルネットワークを多層に重ねることで学習能⼒を⾼めたAIである「深層学習」(ディープラーニング)が入ります。

以上から、正しい組み合わせは
A:教師あり学習 B:教師なし学習 C:予測や傾向分析 D:深層学習 ですので
正解は選択肢イとなります。

 

 

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