【過去問解説(経営情報システム)】R7 第10問 システムの信頼性設計 #中小企業診断士試験

今日は、経営情報システム R7 第10問について解説します。

経営情報システム R7 第10問

情報システムの信頼性設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア フェイルオーバとは、故障や障害が発生したときに、一部の機能を低下させても、限定的ながら重要な機能だけでも稼働し続けるように設計することである。
イ フォールトアボイダンスとは、部品一つ一つの信頼性を高めることで、故障や障害が発生しないように設計することである。
ウ フォールトトレランスとは、人為的な操作ミスがあっても危険が生じず、システムに異常が起こらないように設計することである。
エ フォールトマスキングとは、故障や障害が発生したときに、システムの被害を最小限にとどめるように設計することである。
オ フォールバックとは、故障や障害が発生したときに、待機系システムが処理を継続するように設計することである

解説

情報システムの信頼性設計に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

選択肢ア:フェイルオーバとは、故障や障害が発生したときに、一部の機能を低下させても、限定的ながら重要な機能だけでも稼働し続けるように設計することである。
→ ❌ 誤りです。
選択肢の記述はフェイルソフトの説明です。
フェイルオーバは、障害発生時に待機系へ自動的に切り替えて処理を継続する仕組みを指します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:フォールトアボイダンスとは、部品一つ一つの信頼性を高めることで、故障や障害が発生しないように設計することである。
→ ✅ 正しいです。
フォールトアボイダンスは事前対策により障害を回避するという考え方で、部品一つ一つの信頼性を高めることで、故障や障害が発生しないようにするというものです。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢ウ:フォールトトレランスとは、人為的な操作ミスがあっても危険が生じず、システムに異常が起こらないように設計することである。
→ ❌ 誤りです。
選択肢の記述はフールプルーフの説明です。
フォールトトレランスは、一部の機能に障害が発生しても機能を継続させる設計のことで、例えばHDDの二重化により、1つのHDDが故障しても機能が継続できるようにするといった考え方です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:フォールトマスキングとは、故障や障害が発生したときに、システムの被害を最小限にとどめるように設計することである。
→ ❌ 誤りです。
フォールトマスキングは、「マスキング」という用語からも推測できるように、障害の影響を外部に見せず、他に影響を与えないようにする設計のことです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:フォールバックとは、故障や障害が発生したときに、待機系システムが処理を継続するように設計することである。
→ ❌ 誤りです。
選択肢の記述はフェイルオーバーの説明です。
フォールバックとは、障害時に旧システムや簡易な手段に戻す仕組みのことです。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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