【過去問解説(運営管理)】R5 第29問(1)インストア・マーチャンダイジング

今日は、運営管理のR5 第29問(1)について解説します。

 運営管理 R5 第29問(1)

以下は、酒販店の店主と中小企業診断士(以下「診断士」という。)との間で行われた売場づくりに関する会話である。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
店 主:「売場を改善して客単価を上げたいのですが、今の売場をどのように変えるのが良いでしょうか。」
診断士:「それでは、まず、売場における商品配置について考えてみましょう。インストア・マーチャンダイジングの考え方によると、計画購買されやすい商品を( A )に配置することで、来店した顧客の買上点数増加につながりやすくなります。また、( B )を促すように商品配置をすることが、買上点数を増やすためには効果的です。」
店 主:「( B )は、おつまみなどをお酒と一緒に買ってもらうようなことですね。」
診断士:「お客様が商品を選ぶ際に、もう 1 品買ってもらうためには、商品のグルーピングも重要です。特にバラエティ・シーキングされやすい商品カテゴリーは、同じ売場にまとめて陳列することで複数の商品を同時に買ってもらえる機会が増えると考えられます。」
店 主:「それでは、さっそく売場を変えてみたいと思います。」


(設問 1 )
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ア A:入口付近   B:関連購買
イ A:入口付近   B:条件購買
ウ A:売場の奥   B:関連購買
エ A:売場の奥   B:条件購買
オ A:売場の中心  B:条件購買

解説

インストア・マーチャンダイジングに関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

:計画購買されやすい商品などの顧客にとって魅力的な商品は、店の奥に配置することで顧客動線を⻑くし、来店した顧客の買上点数増加につながりやすくなります。
よって、売場の奥が入ります。

:例えばワイン売り場の隣にワインと合うチーズを置くといったように、異なるカテゴリの関連する商品を並べて販売することで関連購買を促進できます。この手法は、CMD(クロスマーチャンダイジング)とも呼ばれますので併せて覚えておきましょう。
よって、関連購買が入ります。

以上から、A:売場の奥  B:関連購買が入りますので
正解は選択肢ウとなります。

 

 

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