【過去問解説(経済学・経済政策)】R8 第14問 市場の調整 #中小企業診断士試験

今日は、 経済学・経済政策 R8年度 第14問について解説します。

経済学・経済政策 R8年度 第14問

 市場が均衡から外れたときに、元の均衡に戻る力が働けば市場均衡は安定的である。ワルラス安定的な均衡をもたらす需要曲線Dと供給曲線Sの形状として、最も適切なものはどれか。

解説

市場の調整に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

需要量と供給量が等しい状態を市場均衡といいます。何らかの理由によって、市場が均衡から外れたとき、市場が再び均衡状態に戻っていく力が働く状態のことを市場が安定しているといいます。
ワルラス安定的な調整とは、供給量が需要量を上回る(超過供給)と価格が低下し、需要量が供給量を上回る(超過需要)と価格が上昇することで、市場が調整されるという考え方です。
それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア
→ ✅ 正しいです。
需要が供給より少ないときは、価格が低下し、均衡価格に近づきます。一方、需要が供給より多いときは、価格が上昇し、均衡価格に近づきます。したがって、ワルラス安定的な均衡をもたらすといえます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イ・ウ・エ
→ ❌ 誤りです。
需要が供給より少ないとき、価格が低下すると、均衡価格からさらに離れていきます。また、需要が供給より多いとき、価格が上昇すると、均衡価格から離れていきます。したがって、価格による調整は働きません。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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