【過去問解説(経済学・経済政策)】R8 第5問 GDPデフレーター #中小企業診断士試験

今日は、 経済学・経済政策 R8 第5問について解説します。

経済学・経済政策 R8 第5問

GDP デフレーターに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア GDPデフレーターは、基準年次の名目ウェイトを基準にして計算されるので、ラスパイレス型の指数である。
イ GDPデフレーターは、名目GDPから実質GDPを差し引くことで得ることができる。
ウ 内閣府は、物価の動きを捉えるために、GDPデフレーターを毎月公表している。
エ 名目GDPの成長率よりも実質GDPの成長率が小さいとき、GDPデフレーターの変化率はプラスである。

解説

GDPデフレーターに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:GDPデフレーターは、基準年次の名目ウェイトを基準にして計算されるので、ラスパイレス型の指数である。
→ ❌ 誤りです。
取引数量を基準年(古い年)に固定する方式をラスパイレス方式、取引数量を比較年(新しい年)に固定する方式をパーシェ式といいます。GDPデフレーターは、パーシェ式の指数です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:GDPデフレーターは、名目GDPから実質GDPを差し引くことで得ることができる。
→ ❌ 誤りです。
GDPデフレーターは「GDPデフレーター=名目GDP÷実質GDP」の式で求められます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:内閣府は、物価の動きを捉えるために、GDPデフレーターを毎月公表している。
→ ❌ 誤りです。
GDPデフレーターは、内閣府により四半期ごとに公表されています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:名目GDPの成長率よりも実質GDPの成長率が小さいとき、GDPデフレーターの変化率はプラスである。
→ ✅ 正しいです。
名目GDPの成長率よりも実質GDPの成長率が小さいということは、物価が上昇しているということです。したがって、GDPデフレーターの変化率はプラスになります。
よって、この選択肢は〇です。
✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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