【過去問解説(財務・会計)】R6 第20問 ポートフォリオ理論 #中小企業診断士試験

今日は、財務・会計 R6 第20問について解説します。

財務・会計 R6 第20問

以下の図は、縦軸に投資の期待収益率、横軸に当該投資収益率の標準偏差をとった平面上に、資産Aから資産Dのそれぞれのリスクとリターンをプロットしたものである。

リスク中立的な投資家が保有する際に最も望ましいと考えられる資産として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア 資産A
イ 資産Aと資産B
ウ 資産Bと資産C
エ 資産Cと資産D
オ 資産D

解説

ポートフォリオ理論に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

リスク中立的な投資家とは、リスクの大きさ(標準偏差)には関心を持たず、期待収益率のみを基準に投資判断を行う投資家を指します。そのため、リスクの大小に関係なく、期待収益率が最も高い資産を選択することになります。

それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:資産
→ ❌ 誤りです。
資産Aの期待収益率は15%で高いですが、同じ15%の資産Bも存在するため、Aだけを選ぶのは不十分です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:資産Aと資産B
→ ✅ 正しいです。
リスク中立的な投資家は期待収益率のみで判断します。図では資産Aと資産Bがともに15%で最も高いため、この2つが最も望ましい資産です。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢ウ:資産Bと資産C
→ ❌ 誤りです。
資産Cの期待収益率は5%と低く、15%の資産A・Bより劣るため含まれません。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:資産Cと資産D
→ ❌ 誤りです。
どちらも期待収益率が5%であり、最も高い資産ではありません。
よって、この選択肢は×です。
選択肢オ:資産D
→ ❌ 誤りです。
期待収益率が5%であり、最も高い資産ではありません。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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