【過去問解説(情報システム)】R8 第6問 経営情報管理 #中小企業診断士試験

今日は、R8 情報システム 第6問について解説します。

R8 情報システム 第6問

第6問
中小企業においてクラウドサービスの活用は有効な施策の 1 つである。クラウドサービスの利用に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア IaaSを利用する場合、OSだけでなくミドルウェアの最新化もサービス利用者が責任を負う。
イ PaaSを利用する場合、サービス利用者がハードウェアを自ら調達する必要がある。
ウ SaaSを利用する場合、業務で入力されたデータの品質はサービス事業者によって保証される。
エ SaaSを利用する場合、個人情報の漏えいに対してはサービス事業者が責任を負うためサービス利用者への影響はない。
オ SaaSを利用する場合、サービス利用者はOS管理者の権限について管理を行う。

解説

経営情報管理のクラウドコンピューティングに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:
→ ✅ 正しいです。
IaaSの場合、提供されるのはサーバやCPU、ストレージなどのハードウェアです。
OSやミドルウェアはサービス利用者が準備するべきものですので、責任もサービス利用者が負います。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イ:
→ ❌ 誤りです。
PaaSでは、サーバやCPU、ストレージなどのハードウェアに加え、ミドルウェアも提供されます。
ハードウェアの調達はサービス提供者がしますので、サービス利用者がする必要はありません。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:
→ ❌ 誤りです。
SaaSでは、サーバやCPU、ストレージなどのハードウェア、ミドルウェアに加え、ソフトウェアも提供されます。
ソフトウェアまで提供されるとはいえ、業務で入力されたデータの品質についてはサービス利用者が責任を負います。
サービス提供者が保証するのは、あくまでソフトウェアの提供までであり、ソフトウェアを使って作成したデータへの保証まで引き受けるわけではありません。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:
→ ❌ 誤りです。
SaaSでサービス提供者が保証するのは、あくまでソフトウェアの提供までです。
個人情報の漏えいに対する責任は、利用者側に発生します。
よって、この選択肢は×です。
選択肢オ:
→ ❌ 誤りです。
SaaSではサービス提供者が、ソフトウェアの提供までを行います。
サービス提供者の責任はソフトウェアが使える状態にするところまでですので、OS管理者権限の管理もサービス提供者が行います。
それ以降の、ユーザー権限の設定などについてはサービス利用者が管理することができます。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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