【過去問解説(企業経営理論)】H26 第3問 競争戦略

今日は企業経営理論H26第3問の競争戦略に関する問題について解説します。

 

H26 第3問

業績が悪化している事業から撤退すべきであっても、なかなかそれができないのは、撤退を阻む障壁が存在するからである。そのような撤退障壁が生じている状況に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 自社の精神ともいうべき事業への創業者や従業員の思い入れが強く、現状で踏ん張らざるをえない。
イ 生産過剰で収益率が悪化しているが、業界秩序を守る協定が存在しているので同業者数に変化はなく、市場競争は平穏である。
ウ 撤退のための社内再配置等のコストがかさむので、撤退の判断が難しくなる。
エ 特定の業種にしか利用できない資産のために清算価値が低く、それを移動したり流用しようとすると、そのためのコスト負担が新たに大きくのしかかる。
オ 不採算に陥っている事業であっても、他の事業との関連性が強いために、撤退すると他の事業の不利益を招き、自社の戦略上の強みを失いかねない。

 

今回は最も不適切なものを選ぶ問題です。

それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、その通りで、創業者や従業員の思い入れなどの心理的なものも撤退障壁となり得ます。

選択肢イは、同業者数に変化はないのに生産過剰なのであれば、市場競争は平穏ではなくなると考えられます。よってこの選択肢は×です。

念のため残りの選択肢も見てみましょう。

選択肢ウ、エ、オは、その通りで、特に問題はありません。

撤退障壁は撤退に要するコストが高い場合高くなります。

以上から正解は選択肢イとなります。

 

 

 

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