【過去問解説(情報システム)】R5 第13問 ネットワークシステム

今日は、情報システムの R5 第13問について解説します。

 情報システム R5 第13問

ネットワークシステムの性能に関する以下の文章の空欄A~Eに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

単位時間当たりに伝送可能なデータの最大容量を [A]という。 [B]などが原因で、単位時間当たりの実際のデータ伝送量である [C]が低下する。伝送の速さは[C]だけでは決まらず、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる通信の遅延時間である [D] が影響する。また、パケットロスや[E]は音声や映像の乱れを生じさせる。

〔解答群〕
ア A:帯域幅 B:ジッタ C:ping 値
  D:レイテンシ E:輻輳(ふくそう)
イ A:帯域幅 B:輻輳(ふくそう) C:スループット
  D:ping 値 E:ジッタ
ウ A:帯域幅 B:輻輳(ふくそう) C:スループット
  D:レイテンシ E:ジッタ
エ A:トラフィック B:ジッタ C:ping 値
  D:輻輳(ふくそう) E:レイテンシ
オ A:トラフィック B:輻輳(ふくそう) C:スループット
  D:ping 値 E:レイテンシ

解説

ネットワークシステムに関する問題です。

それでは解答群をみていきましょう。

:ネットワークの性能を表す指標として、単位時間当たりに伝送可能なデータの最⼤容量である「帯域幅」が入ります。

:インターネット回線などにアクセスが集中する状態である「輻輳(ふくそう)」が入ります。もし、輻輳が分からなくても、「ジッタ」=信号の時間的なズレや揺らぎ、であることが分かれば、ジッタではないので消去法で輻輳が入れられそうです。

:単位時間あたりのデータ伝送量である「スループット」が入ります。

:回線にかかる負荷の軽減や、通信の遅延時間である「レイテンシ」が入ります。

:⾳声や映像の乱れを⽣じさせる要因となる、信号の時間的なズレや揺らぎである「ジッタ」が入ります

以上から、A:帯域幅 B:輻輳(ふくそう) C:スループット D:レイテンシ E:ジッタ が入りますので
正解は選択肢ウとなります。

 

 

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