【過去問解説(情報)】H30第7問 携帯端末管理

今回は経営情報システムの携帯端末管理に関する問題について解説します。

 

H30 情報 第7問

スマートフォンやタブレットなどの携帯端末は、外出先での業務用端末としても利用されている。その利用に際しては、安全かつ効率的な管理が求められている。
この管理のための記述として、最も適切なものはどれか。

ア MDMとは、組織における携帯端末の運用を一元的に管理することである。
イ デジタル署名とは、利用者本人を認証するために利用者の身体的特徴や行動上の特徴を用いるものである。
ウ リモートロックとは、遠隔操作によって携帯端末のデータを消去することである。
エ リモートワイプとは、遠隔操作によって携帯端末の操作を制限することである。

 

それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

 

選択肢アのMDMは、Mobile Device Managementの略で、説明の通り携帯端末を総合的に管理することです。

そのため、この選択肢は○と考えられます。

 

選択肢イの「利用者本人を認証するために利用者の身体的特徴や行動上の特徴を用いるもの」はデジタル署名ではなく、バイオメトリクス認証のことと思われますので×です。

 

選択肢ウとエは、用語と説明が逆になっています。

選択肢アを見た段階で「残りの選択肢はたぶん×だろう」と考えられるので、これらの選択肢のように似たようなものが2つ並んでいた場合、まず入れ替わりを疑う、というのは必須です。

 

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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