【過去問解説(運営管理)】H26 第37問 在庫管理

今日は、運営管理 H26 第37問について解説します。

 運営管理 H26 第37問

店舗の在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 定量発注方式で自動発注を行う場合、在庫が欠品しないように発注点を設定する。
イ 当月の売上高が前月より減少したとき、前月と平均在庫高が同じならば在庫回転率は高くなる。
ウ 発注から納品までのリードタイムが長い場合、短い場合と比べて安全在庫は少なく設定する。
エ 販売数量と比べて発注数量が多いと理論在庫は減少する。

解説

在庫管理に関する問題です。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:その通りです。定量発注方式について、まとめシートで以下の通り解説しています。

定量発注⽅式は、在庫量が発注点として定めた在庫量を下回ったときに、あらかじめ決めておいた量を発注する⽅式です。

よって、この選択肢は〇です。

選択肢イ:誤りです。以下の商品(在庫)回転率の公式を元にすると、当月の売上高が前月より減少したとき、前月と平均在庫高が同じならば在庫回転率は低くなります。


よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:誤りです。以下の定期発注の公式を元に考えると、 発注から納品までのリードタイムが長い場合、短い場合と比べて安全在庫は多く設定する必要があります。


よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。理論在庫とは伝票や報告書などをもとに記録された入出庫情報による帳簿上の在庫のことを指します。ですので、販売数量と比べて発注数量が多いと理論在庫は増加します。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

在庫管理に関する問題は、毎年1-2問必ず出題されます。実際に手を動かしてみながら問題を解いて、基本的な問題は必ず正解できるようにしましょう!

 

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2023年度版 一発合格まとめシート
好評発売中!

関連教材で学習効率アップ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ