【過去問解説(情報)】H27 第3問 ソフトウエア

今回は経営情報システムのH27年第3問について解説します。

 

H27 情報 第3問

コンピュータによる業務支援が様々な場面で求められるが、小規模なプログラム作成で対応可能な場合でも、ソースプログラムの記述から、最終的に実行可能なプログラム(実行プログラム)を作成することが必要な場合がある。
以下にソースプログラムから実行プログラムに変換する手順を図示した。図中の①〜④に当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

中小企業診断士経営情報システム
[解答群]
ア ①:インタプリタ ②:タスク ③:カーネル ④:コンパイラ
イ ①:コンパイラ ②:オブジェクトファイル ③:ライブラリファイル ④:リンカ
ウ ①:コンパイラ ②:カーネル ③:ジョブ ④:ジェネレータ
エ ①:コンパイラ ②:ジョブ ③:オブジェクトファイル ④:リンカ

解説

プログラムの実行手順に関する問題です。

今回は図に当てはまる用語を選んでいく問題です。
空欄①から順に見ていきましょう。

空欄①は、選択肢を見ると、インタプリタもしくはコンパイラが入ります。
インタプリタは低水準言語用のプログラムで、1行1行解釈して変換していきますので、表のような手順を取りません。
よって空欄①には「コンパイラ」が入ると考えられます。
よって選択肢アは候補から外れます。

空欄②は、コンパイラを通った後に入るものということで、オブジェクトファイル、カーネル、ジョブのいずれかが入ります。
ジョブは仕事の単位を意味する言葉で、空欄②もしくは空欄③に入るとは考えられませんので、選択肢ウと選択肢エは候補から外れます。

以上から、正解は選択肢イとなります。
空欄③、空欄④を確認しても空欄③はライブラリファイル、空欄④はリンカで問題なさそうです。

 

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