【過去問解説(経営情報システム)】R4 第14問

今日は、経営情報システムの R4 第14問について解説します。

経営情報システム  R4  第14問

情報システムにおいてデータベースは要となるものである。データベースに関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a リポジトリとは、データベース全体の構造や仕様を定義したものであり、外部・概念・内部の三層構造で捉える。

b NoSQL とは、DBMS が管理するデータ・利用者・プログラムに関する情報やこれらの間の関係を保存したデータベースである。

c ロールフォワードとは、データベースシステムなどに障害が発生した時に、更新前のトランザクションログを使ってトランザクション実行前の状態に復元する処理である。

d カラムナー(列指向)データベースは、列方向のデータの高速な取得に向けて最適化されているので、大量の行に対する少数の列方向の集計を効率化できる。

e インメモリデータベースは、データを全てメインメモリ上に格納する方式で構築されたデータベースであり、ディスクにアクセスする必要がないので、応答時間を最小限にすることが可能になる。

〔解答群〕
ア aとb

イ aとe

ウ bとc

エ cとd

オ dとe

解説

データベースに関する関する問題です。
ロールフォワードに関するについては、まとめシートで以下の通り解説しています。

 

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢a:誤りです。本選択肢は3層スキーマに関する説明です。リポジトリとは情報システムの設計・開発・保守に関するあらゆる情報を統合的に蓄積・管理する機構のことです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢b:誤りです。本選択肢はデータディクショナリに関する説明です。NoSQLとは、リレーショナルデータベース(RDB)ではないデータベースの総称です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢c:誤りです。本選択肢はロールバックに関する説明です。ロールフォワードとは、更新後のトランザクションログを使って障害発生直前の状態に復元する処理です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢d:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢e:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

以上から、正しい組み合わせは d と e であるため、正解は選択肢オとなります。

 

 

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